映画「何者」を見て(※ネタバレ注意

こんばんは。なまけ太郎です。

現在絶賛就活中のわたくしでございます。将来をより良くするための20%として、

やりたいことを見つけるために”いろんな初めて”を経験する。

それと並行して自分の過去を分析する。

初めての経験は、人と話す、本を読む、映画を見る。ここから得るのが効率的だろう。

 

と言うことで!今回は就活が題材の映画「何者」を見てみました。

 

以下映画を見ながら要点をまとめていきます。

完全なネタバレになるので、まだ見てない人は注意してください!

 

メインキャラクター

演劇部に所属していたがそれにどこか負い目を感じる内気な主人公[タクト]

同じクラスで同居人でもある陽気なバンドマン[コータロー]

同じクラスで優しい美少女[ミズキ]

3人は仲良しグループです。タクトはミズキのことが好きで、コータローとミズキは昔付き合っていました。

3人とミズキの友達のリカの四人で、就活対策チームを結成しました。

 

タクトは他人のSNSを過剰にきにする癖があります。

おそらく、仲が良かったコータローとミズキがいつの間にか付き合ってた経験からか他人の行動を異常に気にする癖が出てしまっているのではないかとお思います。

 

他の登場人物としてはタクトの演劇仲間である[ギンジ]と[先輩]、リカの彼氏の[タカヨシ]がいます。

 

タクトはかつての劇団仲間で、劇団に振り切って進んでいるギンジに劣等感を抱いています。そんなギンジをタクト認めたくないといった感じで否定します。理想ばかり追い求めるとか、中途半端な状態で世に出して恥ずかしくないのか、とか。

タクトは先輩に、タカヨシはギンジと似ていると話しましたが、先輩はそれを否定しました。そして、考えなしなのはお前の方だと言いました。

 

タクトはそれに薄々気づいていました。

タカヨシはギンジとのコラボの仕事が決まっていましたが、それがは後になってしまいました。タカヨシはギンジをバカにします。半端なものを外に出すなんてくだらないと。

それに対して、ミズキは怒りました。何も世に出してないくせにそんなことを言うなと。お前は上っ面だけで否定するなと。

それに対してタクトも、ギンジに浴びせたのと同じ言葉を今度はタカヒロに浴びせます。

 

コータローにも内定が出ました。

ミズキにも内定が出ました。

内定がないのはリカとタクトとタカヨシだけになりました。

リカは、タクトのtwitterを知っていた。リカはミズキが合格した企業の悪い噂を調べていた。リカは、タクトの観察者ぶった態度を指摘しました。ただ、タクトのtwitterまで見つけていたリカ本人にも、この言葉は刺さります。

 

ここで彼氏のタカヨシが帰ってきてまっすぐな目でタクトに言います。

俺、就活真面目にやろうと思うんだ。色々教えてくれよ!タクト就活2年目だもんな。

なんと、先輩を除くメンバー五人は、留学、留年、休学、就活留年で全員が五年生だったのです。同学年の留学生が一緒にいた時点であれ?と思うべきでしたね。びっくりしました。

そりゃ劣等感も感じますよね。就活留年してるのに友達の方が早く内定とっちゃったら。

 

その後先輩に、ギンジはタカヨシに似てるんじゃない。お前に似てるんだ。と言われました。そして、ギンジの講演を観に行くようにとも言われました。

 

そして、タクトはギンジの講演を観にいきました。それによって、傍観者になって見えなくなっていた自分を見つめ直すことができました。

 

最後、タクトはなぜか雨の中を走りミズキの元に会いにいきます。ミズキはタクトのtwitterアカウントを知っていました。タクトは涙ながらにミズキの話を聞きます。ミズキは、演劇をやってた時のタウトも彼の作品も好きだったとタクトを認めてあげました。

 

ちなみにミズキが見ていたタクトのtwitterアカウントの名前が__NANIMONOでした。

 

リカの言う通り、タクトはおそらく見られていることも少しは考えていたのではないでしょうか。

タクトはミズキや先輩のような人の救いをどこか無意識に欲していたのかもしれません。

実際僕もtwitterには他人から見れば生産性のないであろう持論をぶちまけたりしてしまうことがあります。僕も欲しています。真っ向からぶつかって来てくれる大切な人間を。

 

 

 

***

 

 

 

さてさてさて、あらすじはそこまでにしておいて

映画から何を学んだか。どう生かすかを考えたいと思います。

 

実はこの映画、就活の悩みを相談していた友達に勧められたものでした。全部見てみて、なぜこれを勧めて来たのか理解できました。

この主人公、僕にそっくりなんです。笑

 

タクトと僕が似ているなと思ったポイントが2つありました

・本当の自分を偽り、どこかスカしているところ

・他人の状況に敏感で過度に劣等感を感じてしまうところ(特にSNSでの投稿に)

 

また、僕はタカヨシとも似てる点があると思いましたね。

・口ばかりで、"try"ができないところ

・自分がダメだったと素直に認められるところ(俺はこれに数ヶ月かかりましたが、

 

僕には起業しようとしている仲間がいますが、彼らはコータローと先輩のいいとこ取りタイプですかね。自信に満ちて楽しんでるけど、とても論理的で思考が深いです。

僕は未だ、"就活に強い人間"にはわざわざなりたくないと思っています。

 

しかし、僕に友人ができない理由と、就活がうまくいかないのは同じ理屈なんだろうと思います。就活って、どれだけ相手のためにできるかって話だと思うんですよね。

確かに、面接の答えを用意してそれを発表するだけに徹したり必死で気に入られようと聞こえのいいことばかり言ったりするのはバカバカしく思えます。

でも、これって恋愛に例えたらどうでしょう。(n→∞番煎じですが、

 

例えば、好きなあの子をデートに誘ったならば、その時のLINEの文面がESです。

お互いのことをそこまで深くは知りません。ディナーデートで、彼女は終電があるため2時間くらいしか話す時間がありません。そしたら、どんなこと話すかどんな話題だったら好感を持たれるのか全力で調べますよね。俺だったら調べます。笑

こういうことだと思うんです。

本当に行きたい企業がわからない、やりたいことがわからない。

これって恋愛に例えるなら、好きな人が誰だかわからない。どんな人がタイプかもわからない。

こんなのおかしいですよね。笑

ただ、企業と女の子に決定的な違いがあるとすれば、女の子は普段から無意識的に目で追ってしまうけど、企業を普段からあまり意識してみていなかったと言うことです。

企業の顔はその商品や特徴に現れてますよね。じゃあその性格は?それはその経営理念や社内構造かな?

 

まぁ結局何を言ってるの?って言うと、友達が少ない、友達を大事にしないやつは面接でも落とされるってことです。

 

人に対する思いやりがあるかどうか。集団で仕事をしていく上でこれ以上に必要なことがあるでしょうか。

これは、友人関係にも言えることだと思います。

相手にどれだけの思いやり(準備、相手の望むものは何か考えること)ができるかではないですか。自分もされたら嬉しいしこの人のためなら!ってなっちゃいますよね

 

僕はこの映画を見てて自分についてわかったことがあります。

・友達がたくさん欲しい。いろんな人と繋がりたい

自己実現的活動をして、仲間と喜びを分かち合いたい

・行動力が欲しい。口だけじゃなく行動に移したい

 

 

そうなるために必要なことはなんだろう。

一番の障壁は、自分の恥ずかしさなどの内面的ネガティブ、次の障壁は、相手のことを思いやる気持ちでしょうか。

 

自分が好意的に接し続ければ空いても心を開いてくれるので、当分はこの作戦でいきましょう。

 

相手のためになんでもする。何か相手のためになることはないか常に探しそれを習慣化してしまう。これを今日から実践していきたいと思います。